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報告書

炭素繊維の加熱処理にともなう引張特性とX線パラメータの変化

斎藤 保; 馬場 信一; 衛藤 基邦

JAERI-Research 99-070, p.21 - 0, 2000/01

JAERI-Research-99-070.pdf:1.32MB

次世代の高性能材料の一つとしてC/C複合材料は原子力の分野でも注目されている。この材料のもつ軽量で機械的強度が高く、優れた熱特性を示すという利点は主原料となる炭素繊維の特性を生かしたもので、繊維を改良することによりC/C材の機能性をさらに高めることができる。本研究は炭素繊維の高性能化に必要な基礎データを得ることを目的としたもので、繊維の引張特性に及ぼす加熱処理温度の影響を検討した。最高2800$$^{circ}C$$までの所定の温度で加熱処理したPAN系繊維について引張強度とヤング率の変化を測定し、同繊維の熱処理にともなう結晶構造の変化との関係を検討した。その結果、炭素繊維のヤング率の増加を結晶子の配向性の変化と関連づける既存のモデルを改良したほか、繊維の破断強度の低下に及ぼす結晶成長の影響について論じた。

報告書

蛍光ガラス線量計の基本特性

石川 達也*; 村上 博幸

JAERI-Tech 94-034, 43 Pages, 1994/12

JAERI-Tech-94-034.pdf:1.65MB

蛍光ガラス線量計は、窒素ガスレーザー紫外線励起法の開発により、きわめて安定性に優れた高精度の線量計となったため、個人モニタリングや環境モニタリングにおける積算線量測定への応用が期待されている。今回同ガラス線量計の実用化に当って必要となる基本的特性、即ち線量直線性、エネルギー特性、方向特性、異種の放射線の混合照射時の測定性能、経時変化特性等を照射試験により調査した。この結果、今回調査したガラス線量計は、上記の項目のすべてに対して実用上十分な特性を有することが確認された。本報では今回の調査で得られたガラス線量計の基本的特性について報告し、今後同線量計を実際に使用する場合の基礎的データとする。

論文

放射線劣化した高分子材料の絶縁抵抗に対する熱と水の効果

吉川 正人; 瀬口 忠男; 吉田 健三

EIM-84-136, p.75 - 84, 1984/00

エチレンプロピレンゴムが$$gamma$$線および高温飽和水蒸気に曝されたとき、飽和水蒸気の劣化因子である熱および水が絶縁抵抗に与える影響をしらべた。$$gamma$$線照射は酸素加圧下と真空中で行なった。その後窒素加圧下で加熱処理、および引続き水蒸気曝露を行ない絶縁抵抗の変化を測定した。真空中照射試料では線量が増大しても体積抵抗率の変化が小さく、熱と水の効果はきわめて少なかった。これに対して酸素加圧下で照射を行ない、試料全体が放射線酸化されたものは窒素加圧下の熱処理によって体積抵抗率は回復する挙動をとるが、その後の水蒸気曝露によって体積抵抗率は低下した。この効果は線量に依存することがわかった。

論文

Fusibility of poly(N-carboxy $$alpha$$-amino acid anhydride)materials treated under pressure-heat conditions and in vitro-in vivo degradation of hot-pressed materials

浅野 雅春; 吉田 勝; 嘉悦 勲; 山中 英寿*; 中井 克幸*; 湯浅 久子*; 志田 圭三*

J.Macromol.Sci.,Part A, 21(5), p.561 - 582, 1984/00

ポリ(N-カルボキシ$$alpha$$-アミノ酸無水物)を150kg/cm$$^{2}$$の圧力下、50,100,150,そして200$$^{circ}$$Cの温度で処理した。処理担体の殆どが溶融と体積収縮を伴なった。この場合、処理担体の溶融温度は一般に、担体自体のもつ融点(m.p.)より顕著に低かった。得られた担体(加圧-加熱処理法)は high rigidity と transparency をもっていた。これらの担体の生体分解性はmale Wistor rat の背中皮下部に最高で100日間埋め込んで評価した。この研究に用いたホモおよびコポリマーは殆ど生体分解しなかった。しかし、脱ベンジル化した terpolymen(例えば、$$gamma$$-benzyl-L-glutamate/glutamic acid/L-leucine)は著明な生体分解を伴った。この場合、生体分解速度は系中の組成比に依存した。これらの結果に基ずいて、担体の in vivo 分解の入力メカニズムの検討もおこなった。

論文

温州ミカンの放射線保蔵に関する研究,第3報; ミカンの褐変発生と貯蔵効果に及ぼす電子線エネルギーの影響

渡辺 宏; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

日本食品工業学会誌, 24(2), p.59 - 64, 1977/02

電子線エネルギーやビーム電流、および照射前後の加熱処理などが果皮の褐度化や殺菌効果に及ぼす影響について調べ、カビや褐度の発生を抑えて温州ミカンを貯蔵するための条件を検討した。果皮の褐度化は電子線エネルギーが低いほど少なく、0.2MeVでは非照射と変わらなかった。前報での線量測定の結果から、果皮の褐度化は果皮だけに吸収された線量に依存し、果実全体に吸収された線量には依存しないことを明らかとした。また殺菌効果は0.5MeVで最も大きく、エネルギーが高くなるにつれて逆にカビの発生率は増加した。ビーム電流を変えて間接的に線量率効果を調べた結果、褐度発生には影響がみられないが、殺菌効果は電流が大きいほど、大きくなった。照射前後の加熱処理は無処理の場合よりも褐度やカビの発生を増加させた。したがってカビや褐度を抑えて貯蔵するには、比較的大きなビーム電流で0.5MeVで照射することが望ましく、また照射前後のミカンの品温を一定にする必要があると思われる。

報告書

放射線照射によるポリビニールアルコールフィルムの橋かけ

塚本 善紀*; 山口 康市; 町 末男

JAERI-M 6068, 16 Pages, 1975/03

JAERI-M-6068.pdf:0.58MB

ポリビニールアルコールの耐熱水性の向上を目的とし以下の3種類の方法で実験を行った。第1は含水率140%に膨潤した試料に放射線照射する方法で、ゲル化線量は約5~7Mrad、橋かけのG値は3~4であった。エタノール10%を含む水で膨潤した試料は、10Mrad照射にもかかわらずゲルの生成はなかった。第2の方法は、前照射した試料を加熱処理し橋かけする方法である。この場合、140$$^{circ}$$C以上の加熱処理により、耐熱水性のすぐれた試料を得た。最後の方法は、加熱下に於る照射である。照射温度が180$$^{circ}$$C以上、吸収線量10Mradの条件で沸騰水に不溶性のPVAが得られた。照射後の加熱処理による完全溶解温度の上昇について、分子量、DSC、赤外吸収スペクトルの測定を行なった。その結果、過熱処理初期の溶解温度の上昇は、柔軟剤等の低分子物質の離散による、結晶化度の増加によるものであると推定される。

口頭

Cs汚染土壌の減容化に向けた溶融塩処理の利点; NaCl-CaCl$$_{2}$$混合塩との反応による風化バイオタイトの構造変化

下山 巖; 本田 充紀; 小暮 敏博*; 岡本 芳浩; 矢板 毅; 鈴木 伸一

no journal, , 

福島における放射性汚染土壌の減容化の手法開発のため、NaCl-CaCl$$_{2}$$混合塩を添加したCs収着風化バイオタイト(WB)に低圧昇華法による700$$^{circ}$$Cの加熱処理を行い、蛍光X線分析(XRF)とX線回折分析(XRD)を行った。XRDパターンにおいてWB成分が消滅し、新たな成分が観測された。また、XRFからCsが100%除去されたことがわかった。さらに、Kについても同様の比較を行うと無添加の場合はほとんどKが脱離しないのに対して、塩添加時は加熱により99%のKが脱離することがわかった。Caは加熱温度と主に増加し、700$$^{circ}$$CではSiよりも多い組成比となった。したがって、加熱温度と共にWBがCaを含有する何らかのシリケートに変化したことを示唆している。電子顕微鏡を用いた解析により、普通輝石がドミナントな成分であることを明らかにした。これらの結果は、普通輝石形成と共にイオン半径の大きい1価イオンであるCs$$^{+}$$とK$$^{+}$$が排出されるという傾向を示している。我々はこの現象に基づいて溶融塩処理により別の鉱物に変換することでCs除去汚染土壌の再利用を可能にするCsフリー鉱化法のアイデアを提案する。

口頭

汚染土壌の減容化と再利用を目指したCsフリー鉱化法の提案

下山 巖; 本田 充紀; 小暮 敏博*

no journal, , 

放射性Csにより汚染された土壌に対する除染法は確立していない。我々は非放射性$$^{133}$$Csを飽和収着した風化黒雲母をモデル土壌とし、NaCl-CaCl$$_{2}$$混合塩と共に低圧環境下で700$$^{circ}$$Cの加熱処理を行うとCsと共にKがほぼ100%除去され、Caの組成比が温度と共に増加する蛍光X線分析の結果を得た。加熱処理後のX線回折スペクトルは大きく変化し、粘土鉱物からの相変化を示唆する結果が得られた。透過型電子顕微鏡を用いた構造解析を行い、700$$^{circ}$$Cでの主な生成物がCaを主要元素とする普通輝石であることを明らかにした。我々は、塩由来のCaが輝石形成を誘起すると共にイオン半径の大きいK$$^{+}$$とCs$$^{+}$$は輝石を構築できないため排出されるというモデルに基づき、土壌除染と再利用を可能にするCsフリー鉱化法を提唱する。

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